ホッチキスの苦い想い出

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    先日、ホッチキスを買い替えました。多分前のものは25年くらい使っていました。
    前に使っていたものも、フラットタイプと言うのか、平たく打てるタイプでしたが、今は大きさは小さくなったにも関わらず、針は100本まで詰めることが出来て、なおかつ外側に50本収納できるケースまであるから足りなくなることを未然に防げる。おまけにデザインまでカッコよくなってました。

    ホッチキスには少し苦い想い出があります。25年前、ホッチキスを変えるきっかけがありました。

    当時、商工会議所の総務課で働いていました。ある時、事務所に来ていた会頭がホッチキスを貸してくれと言われました。
    近くにいた私と隣の席にいた先輩がすぐに引き出しからホッチキスを差し出しました。

    会頭が「これは平たく打てるタイプのもの?」と聞かれました。

    先輩のものは平たく打てるタイプでしたが、私のは従来の端が盛り上がるタイプのものでした。

    会頭は、先輩のホッチキスを取り、「こういうホッチキスを使っている人は考えて仕事をしているタイプの人だね」とみんなの前で笑って話されました。

    総務の仕事をしていたので経験はありましたが、大量に資料を準備する際に、平たく打てるホッチキスのほうが、書類を重ねてもかさばらず、崩れにくいのです。

    私もそのことは知っていましたが、持っていたホッチキスもまだ十分使えるし、もったいないから壊れたらそっちを買おうくらいに思っていたと思います。

    ただその一件があった時、なんだか悔しい気持ちになり、仕事帰りに文房具屋さんに立ち寄り買った覚えがあります。 ホッチキスに文字が入っているし、決して気に入って買ったわけではなかったですが、これで今回みたいなことはなくなると思いました。

    会頭も怒っていたわけでなく、『いつも考えて仕事をしなさい』と伝えたかったんだと思います。
    会頭は製造業の会長でしたから、少しでも無駄をなくす改善活動を習慣化されていました。
    当時なので電話番号を押すときに短縮ダイヤルで登録しておくことも推奨されてました。

    大好きで尊敬していた会頭に誉めてもらえなかった悔しさをあれからずっとホッチキスを見るたびに思い出してました。 そんな憧れの会頭も数年前に亡くなられてしまいましたがね。

    同じく最近買った「針のないステープラー」も10年前に買ったものと比べると大きさが歴然。そのうえ綴じる枚数は増えていますしね。

    モノを大事にすることも大事だけど、常に改善して効率を考えることも大事。ホッチキスはそんなことを考える道具でもありました。

    ただ未だに自分で設定したパスワードが思い出せず時間を無駄にしてしまうとき、進歩してない我が身に呆れたりもします…^^;








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