きじやのDNA
昔々というか、8年くらい前まで、岐阜県恵那市の駅近くに「旬魚旬菜 きじや」さんという割烹料理店がありました。
昼と夜、営業をしていましたが、それはそれは人気の飲食店でした。
私と経営相談をした方は、相談内容によってはこの店のランチメニューのお品書き(写真添付)を参考にお見せすることがあるので、話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
きじやさんは、料理もさることながら、女将さん(小椋日南恵さん)が明るく元気で、よく気の効く方だったので、老若男女関係なく、みんな女将さんのことが大好きでした。
私の母と同じ歳でしたが、私もいつも会うたびに元気になるかわいい人だなあと思っていました(*^^*)
もう10数年前ですが、私は商工会議所に勤めていた最後の3年間くらいは、広域の経営支援に関わる仕事をしていたので、各務原市以外の県内の商工会議所地域で仕事をすることもありました。 そんな事情で、ある時、このきじやさんの経営革新支援の仕事に関わることになり、専門家の先生と何度か恵那市に通いました。
当時、経営革新の申請は、地域の県事務所にすることになっていたので、申請する際、女将さんと一緒に恵那総合庁舎に出かけました。
きじやさんも女将さんも有名だったので、総合庁舎では多くの職員さんが立ち上がって挨拶してくれました。また担当課の方もフレンドリーで男性職員さんしかいなかった覚えがありましたが、お茶まで入れてくれました。
経営革新も無事承認されて仕事としての役目は終わったのですが、その後も恵那方面に行く用事があるとお店に立ち寄ったりして、女将さんはじめ、従業員の皆さんに暖かく迎えていただきました。
お店は大人気店で経営も良好だったのですが、お子さんが3人とも独立されたこともあり、親の介護やご主人を交通事故で亡くされていることもあって、交通遺児のボランティア活動などに取り組みたいなどお店を理由にお店を閉めたい意向があることは当時から聞いたことがありました。
実際にその通り実行され、8年くらい前に多くの方々に惜しまれながら閉店されました。
女将さんとはしばらくお会いしていませんが、私とは今もFacebook繋がっていますので、時々、様子を伺い知ることは出来ます。
今も地域で郷土料理の料理教室の講師などをされていたり、精力的に活動していて元気にされているようです。
そのきじやさんで働いていた板前の下田さんが、恵那市内でお店を出したという話は聞いていたのですが、なかなか伺うことが出来ずにいました。
先日、長野県伊那市に行く道中に、よくやく立ち寄ることが出来ました。
お店の名前は「さい波(さいは)」さんと言います。
事前に女将さんから連絡先をお聞きして予約していったのですが、女将さんからも連絡してくれていたこともあり暖かく迎えていただきました。
お店は恵那市役所や商工会議所のすぐ近くにありました。
きじやさんに比べると、一人でやっているので小さいお店ですが、所々にきじやさんの雰囲気を感じます。
この日は普通の水曜日でしたが、ほぼ予約で満員状態でした。
オープンして6年になるそうですが、人気店のようで安心しました。
ここの料理は本当に美味しいです。 仕事柄、いろいろな地域で、もっと値段も高く、店の雰囲気にもこだわったもお店にも行くこともありますが、和食だけなら、ここ数年の中では、この店が一番だと思います。
料理については、すべてのメニューに繊細な気遣いを感じるお店でした。 大将の下田さんの料理に対する集中力や表現力、こだわりは本当に素晴らしいです。
どこがどう素晴らしいかは、ぜひ実際に行って感じてみてほしいです!(^○^)
値段はリーズナブルなお店なんですが、一人で料理を作っているので、料理内容によっては少し時間がかかるかもしれません。
また人気店なので、可能であればぜひ予約をいれてお出かけくださいね。 私はせっかく来たので、ランチに「さい波膳」をいただきました。
こんなに想いのこもった料理をいただいて、お腹も気持ちも満たされて、感謝で幸せな気分になりました。
●さい波(さいは)/岐阜県恵那市
https://retty.me/area/PRE21/ARE302/SUB38103/100000762398/
ちなみにですが、きじやの女将さんの息子さんは、東京で飲食店をされています。
「青二才(あおにさい)」と言って、「阿佐ヶ谷」「中野」「神保町」にお店があります。
私も中野青二才に岐阜出身の友人と行ったことがあります。
青二才は、日本酒とそれに合う食事を提供してくれる居酒屋です。
こちらは「きじや」さんのDNAを血液まで継承しているお店です。関東在住の方はぜひご利用くださいませ^ ^
●居酒屋・青二才(阿佐ヶ谷、中野、神保町)
http://www.aonisai.jp/
昼と夜、営業をしていましたが、それはそれは人気の飲食店でした。
私と経営相談をした方は、相談内容によってはこの店のランチメニューのお品書き(写真添付)を参考にお見せすることがあるので、話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
きじやさんは、料理もさることながら、女将さん(小椋日南恵さん)が明るく元気で、よく気の効く方だったので、老若男女関係なく、みんな女将さんのことが大好きでした。
私の母と同じ歳でしたが、私もいつも会うたびに元気になるかわいい人だなあと思っていました(*^^*)
もう10数年前ですが、私は商工会議所に勤めていた最後の3年間くらいは、広域の経営支援に関わる仕事をしていたので、各務原市以外の県内の商工会議所地域で仕事をすることもありました。 そんな事情で、ある時、このきじやさんの経営革新支援の仕事に関わることになり、専門家の先生と何度か恵那市に通いました。
当時、経営革新の申請は、地域の県事務所にすることになっていたので、申請する際、女将さんと一緒に恵那総合庁舎に出かけました。
きじやさんも女将さんも有名だったので、総合庁舎では多くの職員さんが立ち上がって挨拶してくれました。また担当課の方もフレンドリーで男性職員さんしかいなかった覚えがありましたが、お茶まで入れてくれました。
経営革新も無事承認されて仕事としての役目は終わったのですが、その後も恵那方面に行く用事があるとお店に立ち寄ったりして、女将さんはじめ、従業員の皆さんに暖かく迎えていただきました。
お店は大人気店で経営も良好だったのですが、お子さんが3人とも独立されたこともあり、親の介護やご主人を交通事故で亡くされていることもあって、交通遺児のボランティア活動などに取り組みたいなどお店を理由にお店を閉めたい意向があることは当時から聞いたことがありました。
実際にその通り実行され、8年くらい前に多くの方々に惜しまれながら閉店されました。
女将さんとはしばらくお会いしていませんが、私とは今もFacebook繋がっていますので、時々、様子を伺い知ることは出来ます。
今も地域で郷土料理の料理教室の講師などをされていたり、精力的に活動していて元気にされているようです。
そのきじやさんで働いていた板前の下田さんが、恵那市内でお店を出したという話は聞いていたのですが、なかなか伺うことが出来ずにいました。
先日、長野県伊那市に行く道中に、よくやく立ち寄ることが出来ました。
お店の名前は「さい波(さいは)」さんと言います。
事前に女将さんから連絡先をお聞きして予約していったのですが、女将さんからも連絡してくれていたこともあり暖かく迎えていただきました。
お店は恵那市役所や商工会議所のすぐ近くにありました。
きじやさんに比べると、一人でやっているので小さいお店ですが、所々にきじやさんの雰囲気を感じます。
この日は普通の水曜日でしたが、ほぼ予約で満員状態でした。
オープンして6年になるそうですが、人気店のようで安心しました。
ここの料理は本当に美味しいです。 仕事柄、いろいろな地域で、もっと値段も高く、店の雰囲気にもこだわったもお店にも行くこともありますが、和食だけなら、ここ数年の中では、この店が一番だと思います。
料理については、すべてのメニューに繊細な気遣いを感じるお店でした。 大将の下田さんの料理に対する集中力や表現力、こだわりは本当に素晴らしいです。
どこがどう素晴らしいかは、ぜひ実際に行って感じてみてほしいです!(^○^)
値段はリーズナブルなお店なんですが、一人で料理を作っているので、料理内容によっては少し時間がかかるかもしれません。
また人気店なので、可能であればぜひ予約をいれてお出かけくださいね。 私はせっかく来たので、ランチに「さい波膳」をいただきました。
こんなに想いのこもった料理をいただいて、お腹も気持ちも満たされて、感謝で幸せな気分になりました。
●さい波(さいは)/岐阜県恵那市
https://retty.me/area/PRE21/ARE302/SUB38103/100000762398/
ちなみにですが、きじやの女将さんの息子さんは、東京で飲食店をされています。
「青二才(あおにさい)」と言って、「阿佐ヶ谷」「中野」「神保町」にお店があります。
私も中野青二才に岐阜出身の友人と行ったことがあります。
青二才は、日本酒とそれに合う食事を提供してくれる居酒屋です。
こちらは「きじや」さんのDNAを血液まで継承しているお店です。関東在住の方はぜひご利用くださいませ^ ^
●居酒屋・青二才(阿佐ヶ谷、中野、神保町)
http://www.aonisai.jp/
- 2019.04.24 Wednesday
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- 12:50
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- by 伊藤 慎悟