魔法のことば

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    先日、日本商工会議所で行われたある施策の検討委員会に呼ばれました。
    私が呼ばれた理由は、独立した経営コンサルタントの中で、
    商工会議所に勤めていた経験があり、
    この施策に職員として携わった経験があり、
    そして今も、外部の人間として携わっているからだと思います。
    国の施策なので予算の出所である関係省庁の方も出席されていました。
    短い時間ではありましたが、私が商工会議所の職員の頃から
    思っていたことをお話させていただく機会をいただけて、有難かったです。

    それから数日経った今日になって思い出したことがありました。
    2年くらい前だったか、私がまだ進路について悩んでいた頃、
    商工会議所の仕事で関わっていた経済産業局の方から、
    「伊藤さんは全国の商工会議所の運営に関わる仕事をしたら」
    と言われたことがありました。
    親しくさせていただいた方ではありましたが、
    特に、この方に進路の相談をしたわけではなかったので、
    普段の私の言動を思ってか、何気なく言われた言葉だったと思います。

    この頃は自分のこれからのことで頭がいっぱいでしたし、
    どうすればそういう仕事ができるかということも
    あまり現実的でないなと思っていましたが、
    2年経った今、ひょっとしたらその人が言っていたことが(予言?)、
    少しだけ実現したのかなとびっくりしています。
    私のように商工会議所を辞めたものが会議所の運営に関わることに
    意見を申し上げるなどおこがましいと思いますが、
    きっと職員のままであったら、こんな機会はいただけなかったのではと思うと、
    ある人が言ってくれた言葉があったから実現したように感じています。
    私の意見が、少しでも全国でがんばっている仲間たちの
    役に立てばいいなと思っています。

    独立して1年1か月が過ぎました。
    おかげ様いろいろな方にご支援をいただきながら、
    なんとか続けてこられていますが、先のことを思うといつも不安を抱えています。
    しかし、今回の経験もそうですが、独立しなければ会えなかった人、
    感じられなかったことがたくさんあります。
    格好をつけた言い方になりますが、この経験はとても尊いです。
    この先にはどんな景色が見えるのでしょうか。
    また不安を抱えながら進んでみます。

    何かしてあげたい

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      先日、ある研修で講師をした際、
      こんな菓子包みと絵手紙をくださった方がいました。

      その研修は、朝から晩まで何日も続く研修で、
      しかもその方、研修場所まで毎日約3時間かけて通っていました。
      当然、買い物をしている時間などないはずなのですが、
      いただいたものは、家にあったものを詰め合わせだけとのことでした。

      それでも遠くから来た私に、お礼を込めて何かしたいと
      思ってくださったのしょうね。
      正直、手紙が入っていた時は、ラブレターではないかと
      ドキドキしましたが、内容はお礼の言葉が書かれていました(笑)。

      思えば昔はこんな人よくいたなあって懐かしく思いました。
      親戚のおばさんだったり、友達のお母さんだったり、
      何かしてあげたいって思うのでしょうね、
      どこかへ行っては、よくいただきものをしました。

      自分もそうですが、今はプレゼント慣れしてしまい、
      贈り物というとすぐに買ったもので対応してしまいますが、
      今回いただいたものは、送り手の気持ちが伝わる贈り物でした。
      自分で書いた絵手紙もとても素敵でした。

      Eさん、いただいたお菓子、美味しくいただきましたよ。
      今頃は、地元で元気に働かれているのでしょうね。
      そんな姿を想像して微笑んでいます。
      ありがとうございました。

      みつせ鶏

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        先日訪れた九州では、鶏料理屋さんがとても多く目に付きました。
        私も一軒、鳥栖駅前にあるお店に連れていっていただきました。
        そこでいただいた鶏は、お世辞抜きに、
        今まで食べた鶏料理で一番美味しく、
        どのメニューを食べても感動しまくっていました。

        店のスタッフの方が説明したくだった話によると、
        この鳥は地元の佐賀県で生育されている「みつせ鶏」という品種だそうです。
        みつせ鶏は在来の地鶏ではなく、フランス産赤鶏を系譜にもつ鶏を
        種鶏にしている鶏だそうです。
        なぜフランスの鶏なのか、それは肉質を重視するためだそうで、
        日本人の嗜好にあった歯ごたえと地鶏の持つ風味、
        その双方を求めてつくられたのが「みつせ鶏」とのことでした。

        日本の地鶏は風味には優れているものの
        食感が悪い(硬い)という欠点を持っているそうです。
        肉質は地鶏より柔らかく、風味は地鶏より高い。
        これが「みつせ鶏」と教えていただきました。
        ちなみに価格は、地鶏の半分の値段でいただけます。



        この話を聞いて、「そうか、地鶏だから美味しい」
        という論理はないんだと気付きました。
        地鶏であるかどうかは供給者側の論理で、
        消費者としては、少しでも安く、安心安全で、
        美味しいものが食べられればよいはずなのに。。。
        私も今更ながらこんなことに気が付きました。

        以前、商工会議所に勤めていた際、仕事で関わった養鶏場の方は、
        地元では名古屋コーチンや奥美濃古地鶏などが持てはやされているなか、
        自社が地鶏を扱っていないことにとても委縮していました。
        今、思えば消費者側に立てばもっと違う視点で
        取り組みが出来たのではなかったかと思います。

        このお店、料理だけでなくスタッフの方の対応もとても気持がよいお店でした。
        よい店はお客さんも応援してくるのでしょう、
        お皿を片付けたり、テーブルを拭いてくれるお客さんまでいました。
        鮮度が重要だそうで食べられる場所が限られますが、
        「みつせ鶏」。機会があればぜひ召し上がってください。

        供給者側のプライドより、消費者に喜んでもらうことにこだわった鶏だと思います。

        http://www.mitsusedori.com/


        九州上陸

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          シルバーウィーク、私は福岡に行っていました。
          連休中、佐賀県の鳥栖商工会議所で行われた
          「創業塾」の講師として呼ばれていました。

          私の担当は、21日と23日だったこともあり、
          宿泊先を鳥栖から特急電車で20分ほどの博多駅前にとり、
          ここを拠点に活動していました。

          以前、旅行会社で働いていたので、
          大宰府や空港には行ったことがあったのですが、
          博多の街は初めてでした。

          来てみて感じたことは、街のエネルギー。
          東京で若者が多く集まる下北沢や吉祥寺で
          感じたような活気があるように感じました。

          初日には福岡に住む知人が案内してくれたのですが、
          「博多は九州中の人が集まってくるし、連休だから余計に多い」
          と言っていましたが、遅い時間まで多くの人が行き交っていました。

          あとは大陸を感じること。
          海を隔てて、韓国、台湾、中国に近く、
          普通に人が行き交いしているそうで、
          写真のように地下鉄の表記も、日本語、英語、韓国語、中国語でした。
          歴史的にも繋がりが深いことは知っていましたが、
          本当にそうなんだと肌で感じました。



          私は愛知県に生まれ、岐阜県で育ち、
          少しの間東京で単身生活を送っていたぐらいで、
          日本のほぼ中央部にしかいたことがありませんが、
          この街にいると日本という国は少し違って見えます。
          もっと早くに来るべき街だったように思います。
          魅力的な街でした。





          そして九月は

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            私が一年の中で好きな季節は、5月と9月です。
            どちらも心地のよい風が吹きます。
            5月は少し穏やかな爽やかな風、9月は少し淋しげな涼しい風です。

            できればこのふた月のどちらかで結婚し、
            どちらかで子供が生まれたらいいなとずっと思っていました。
            5月のほうは叶いましたが、9月は叶いませんでした。

            最近は9月も残暑が厳しくて暑くなりましたが、
            私の子供の頃は、もっと涼しかったように思います。
            特に朝に感じるひんやりとした涼しさが好きでした。

            そんな私の気持ちを表した唄が竹内まりやさんの「September」。
            実は、この唄がヒットしていた頃のことは、私は知りませんでした。
            高校生の頃、当時お付き合いした彼女に、
            「9月のこんな雰囲気が好きなんだ」と話したら、
            「Septemberのようだね」と言ったのを聞いて知りました。

            「September」の歌詞というよりは、イメージです。
            輝いていた夏が終わり、秋に向かっていく淋しさ表しています。
            ちょうどこの時期、学校では体育祭があります。
            体育祭の準備や応援の練習など、体育祭までは盛り上がるのですが、
            終わった途端、一気に淋しい気持ちになります。
            3年生なら、受験や卒業を意識するようになるのでしょうか。

            「September」の歌詞の後半に、こんなフレーズがあります。

              「めぐる季節の彩りの中、一番淋しい月」

            明日は、娘が通う中学校でも体育祭があるそうです。
            あれから四半世紀ほど経ちましたが、
            うちの娘も同じような気持ちになるのかな。


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